人気ブログランキング | 話題のタグを見る

田舎で暮らすクリエイティブ生活


by mugenz123
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

瞑想と成功

仏教の教えにはビジネス書の参考になっている教えがあります。
よい資料がありましたので掲載します。
この教えは現代で成功しているビルゲイツやスティーブジョブスなど
IT産業の覇者の成功方法ともダブっており
ビジネスセミナーなどでも利用されています。

瞑想と成功_c0142471_20113618.jpg

Illustration by asakura makoto/soshou



自己実現〜己を成功に導くために
(サッパプリッサタム;善人浄心の教え)
「サッパプリッサタム」とは、善人となるために履行すべき下記7つの教えを指す。
1.『タマユッター』とは、「事象の原因が解る人になること」
2.『アッタンユッター』とは「その事象の結果が解る人になること」
3.『アッダンユッター』とは、「己を知る人になること」
4.『マッタユッター』とは「足るを知る人になること」
5.『ガーランユッター』とは「時節を知る人になること」
6.『パリサンユッター』とは「広く社会を知る人になること」
7.『ブッカランヤユッター』とは「人間を知る人になること」

1.『タマユッター』とは、「事象の原因が解る人になること」である。タマユッターで仏陀の意図した所は、三蔵が流暢でなければ、まだ一人前ではないということである。もししっかりとした知識がなければ、カンラヤーナミット(他の人を導き、教え諭す善人)になどなれるはずもない。
 確固とした理論を持つ人は、「物事の原因が解る人」であり、その人の特長とは、
1.1 問題を見据え、今起こっている(目前にある)状況を把握し、この先何が起こるかを予測することができる。
1.2 仕事の計画を厳密に立てることができ、その仕事の全局面・全段階を詳細に見据える事ができる。
「物事の原因が解る人」になるための訓練とは、

* ある物事について、博学ではなくとも、普段行っている仕事を勉強することで、その物事について確固とした理論を持ち得ることができる。それには、自分の周囲にあるすべての事象を良く観察することに努め、その上でどのようにしたらよい結果が生み出せるのかを詳細に検討する必要がある。
* 瞑想による精神統一が必要である。なぜなら、いくつかの原因は、我々の目に見えず、それは、前世を越えて我々の元に訪れているからである。このような場合、どんな専門書や教科書を使っても、解き明かすことはできないのである。

2.『アッタンユッター』とは、その事象の結果が解る人間ということである。
「その事象の結果が解る」というのは、目の前に現れているある結果を見て、どの原因から生じたのかをたぐり寄せることができるということである。すなわち、目の前に起こっている結果を見て、その発生原因がわかるということである。「事象の結果がわかる人間」とは以下の特徴を備えていなければならない。
* 実に良い経験を持っている。
* 仏の教えを真に理解していなければならない。
* 真の洞察力がある。すなわち、
* 自らが学習してきた仏の教えまたは知識を、有効に利用できること。

3.『アッダンユッター』とは、己を知る人間ということである。すなわち下記の特徴を備えた人を指す。
* 信仰、すなわち仏陀対し確固たる信念(確信)がある人。
* 持戒、すなわち五戒を日常的に(通常)守れる人。持戒には、接近戒(初級段階、すなわちうっかりして忘れてしまった場合に、戒律に違反する)、接合戒(中級段階、すなわち前者より日常的に戒律を守ることができるが、うっかり理性・意識を失った際に違反してしまうことがある)、浸漬戒(上級段階、すなわち生命を賭けて戒律を守る)の3つの段階がある。
* 経を持つ、すなわち常の仏の教えに耳を傾け、学習しようと努める人。
* 犠牲心がある、すなわち自分の持てる物を、いくらでも犠牲にし、救済のために分け与え、出し惜しみをしない人。
* 知恵がある、すなわち「聞くことで得られる知恵」、「考えることで得られる知恵」「祈ることで得られる知恵」この3種全ての知恵を持つ人。
* 臨機応変の機知がある、すなわち当面の問題解決ができて、様々な問題に対する応酬が行えること。

4.『マッタユッター』とは、足るを知る人間のことである。すなわち、衣・食・住・薬、この四依の消費に於ける「足る」を知ることである。自分自身にとっての「足る」を知るための訓練とは、何をするにも自分の身の丈にあった行いをすること、そうすれば、自分が自分の身体に相応しい存在であることができる。

5.『ガーランユッター』とは、時節を知る人間のことである。すなわち時間の価値を知ることである。時計が刻む一秒一秒の価値を知ること、それは、その一秒一秒は、時間の経過のみを意味するのではなく、老い、そして死をも伴ってやってくることを知ることである。
 様々な事柄に於ける時間の割り当ては以下の様に行うべきである。
* 瞑想・精神統一の時間を割り当てる
* 知識を得るための学習時間を割り当てる。
* 未だ疑問に思っている事柄について、その答えを質問する、または探求するための時間を割り当てる。
* 継続的に精神統一する力(集中力)をつける訓練をするため、静かで平和な場所へ退避する時間を割り当てる。

6.『パリサンユッター』とは、広く社会を知った人間のことである。すなわち、その地の風俗習慣そして社会を知る人間を指し、社会へ適応することができ、様々な礼節を合わせ持っている。カンラヤーナミット(他の人を導き、教え諭す善人)が、習得しなければならない事とは、宗教儀式を正しく執り行うための決まり事すべてである。すなわち、受戒懇請の言葉、読経懇請の言葉、礼拝読経、お布施の言葉である。

7.『ブッカランヤユッター』とは、人間を知る人」のことである。すなわち、人間の身体の中で信仰心が発展する段階、人間の知性が発展する形態を知っていることであり、以下のように分類することができる。「仏陀を見たい人々」「仏陀の教えを聞きに行こうとする意思があるため、仏陀を見たい人々」「真剣に仏陀の教えを聞く人々」「真剣に仏陀の教えを覚えようとする人々」「真剣に仏陀の教えを検討する人々」「仏陀の教えを真剣に実行する人々」そして最後に「耳にしてきた仏陀の教えを忠実に実行し、カンラヤーナミット(他の人を導き教え諭す善人)の役割を果たしている人々」である。我々は、最後のグループに属する人々を選んで、仏教に関する仕事を執り行う仏教集団を形成する
瞑想と成功_c0142471_22573151.jpg

Illustration by asakura makoto/soshou
# by mugenz123 | 2011-05-17 20:15

ラオス滞在

ヴィザの取得でラオスに滞在している。
静寂でよいところだ。
山岳部の間を流れるメコンの支流が美しいので
撮影したのでアップ。


ラオス滞在_c0142471_11553262.jpg


ラオス滞在_c0142471_11561810.jpg

1/21&22,2011ルアンプラバーンにて
# by mugenz123 | 2011-01-23 11:57

瞑想の功徳

仏陀の時代、当時まだシッダールタ太子であった釈尊は苦しみを超越するための正道を求めて出家をされた。そして6年もの歳月を経て太子自身ついに「苦を乗り越える正道は正しい瞑想の実践」にあることを発見された。これによって邪心を完全に追放し、真の幸福を得る最高の段階へとご自身を昇華するに至った。

初期の教えの中で釈尊は瞑想の功徳を5つ挙げている。

すなはち、知見の源となる真理を見極める心眼を得て、智慧をもってあらゆる事象を正しく認識できるようになること。自身の過去や未来の状況をはっきり理解する知力を得ること。生命生滅の理や死後どこへ行くのか、どのような行為によってこのような生を得たのかはっきり判るようになること。自分の中の煩悩を消し去ることを知るようになること。そして最後の5つ目は悟りを得ること、つまり心の中に光明が差し込み、森羅万象に対する視界を広げる手立てを得ることである。

meditation
瞑想の功徳_c0142471_19475312.jpg

Illustration by asakura makoto/soshou

釈尊は、さらに瞑想修業における瞑想の功徳を4つ挙げている。それは次の通りである。

1.幸福感を得る。
瞑想を実践する者はあらゆる事柄から解放され、緊張を解きほぐすことを知って生命の喜びを得る。そして心の動きが身体の中心から完全に止まったとき更なる喜びを感じ、真の幸福を得るのである。心の動きが止まると苦しみがなくなり、普段感じている幸せとは単に苦しみを紛らわすための一時の余興に過ぎないことを直ちに悟る。一方、瞑想から生じる幸福感は未来への継続性を備えている。正しく瞑想する者は臨終ののち極楽浄土への正道を歩み、煩悩を消滅させた者であれば涅槃に進んで無上の喜びを得る。

2.知見を得る。
人類の英知は視野の拡大と共に輝きを増してきた。この世界や自分自身に対する可視範囲には肉体的な限界があり、そのため人類は顕微鏡や望遠鏡といった道具の開発を進めてきたわけではあるが、人間はけっして自身の心の内を覗く道具を発明することはできない。それゆえ人間は浄土や地獄、涅槃(悟りの境地)といった概念一切を容易には理解できない。心落ち着くまで瞑想を実践してこそ「知見」という道具、すなはち人間が自身の心の内を見つめ、この世界や生命の真理を知り、内にある煩悩に気づいてそれを取り去り、ついには自身を真に苦から脱却せしめる道具を初めて手にすることができるのである。

3.安詳(意識の安定と集中)を得る。
意識には、正しい考え・言葉・行いに対して注意を促す役割があり、瞑想によって安定した意識を生みだすことができる。つね日ごろ瞑想を実践する者は何事に対しても集中力が欠けることなく、感情にも振り回されず、短絡的に悪行に陥ることもない。意識を持つことで豊富な智慧を生む自己制御が維持され、思考の自在性が獲得されて視野も大きく広がる。舵を自在に操作して進む船のごとく整理された思考回路を得ることができるので、十分な智慧を働かせて事象を深く掘り下げることができるようになる。

4.煩悩を滅却できる。
心に潜む物欲や煩悩は極めて厄介な存在であり、われわれに苦しみをもたらす。人間の諸行は煩悩の力に大きく苦しめられており、瞑想の実践によりこの苦から脱却することができる。たとえば短気で怒りやすい多くの人たちについて、瞑想初期の段階においても落ちついた慈悲深い人へと変化する姿が見受けられる。さらに一部の人たちは瞑想によって内省が進み、自分自身がよく解るようになる。これらの事象が示すこと、すなはち瞑想実践は妄想や無知を減少させ、更に深いところで人間の煩悩を完全に取り去る。そして最終的には自身を仏(阿羅漢)として完成させ、輪廻転生からの解脱へと進んでいくのである。
# by mugenz123 | 2011-01-13 19:51
12月12日から19日まで
チェンマイから車で2時間ほどのパナワット瞑想場でアジア諸国7カ国から
150名集合して瞑想会が開かれました。
参加はタイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、
中国本土、台湾、香港、日本からでした。

国際瞑想会inチェンマイ 8ヶ国集合_c0142471_18391367.jpg

庭の風景

瞑想会場のパナワット園はチェンマイより車で2時間ほどの場所で
標高1000mの高原にあります。
一年を通して涼しく軽井沢や北海道の夏をイメージしてもらえればよいでしょう。

国際瞑想会inチェンマイ 8ヶ国集合_c0142471_1842168.jpg

朝陽のパナワット風景

今の季節は朝晩はかなり冷え込みますが花がきれいに咲きほこっています。
最も花が多いのは2月だそうで美しい花々で満ち溢れます。

国際瞑想会inチェンマイ 8ヶ国集合_c0142471_18441214.jpg
国際瞑想会inチェンマイ 8ヶ国集合_c0142471_1845536.jpg

12月に咲く花

瞑想会は朝5時に起床します。朝の瞑想後、体操をして食事をします。
食事は朝と昼だけで夕ご飯はありませんが
瞑想しているとお腹が空いても辛いことはないようです。
朝食後は午前中の瞑想があったり外に行って瞑想したりする
国際瞑想会inチェンマイ 8ヶ国集合_c0142471_18464647.jpg


夕陽のパナワット園
国際瞑想会inチェンマイ 8ヶ国集合_c0142471_18491537.jpg


ここはとても美しいところでアメリカのリゾート雑誌で
メディテーションリゾートベスト10入りしています。
# by mugenz123 | 2010-12-21 18:53 | 瞑想

不思議で穏かな空間

自分を悩ます様々な問題やしがらみは

常に移り変わっていくもので

それは、

苦、無常、無我であり

生まれ、存在し、最後に滅することを

永遠と繰りかえします。

不思議で穏かな空間_c0142471_18525717.jpg


そこから心を解放しないと

終りのない

苦が無限に続きます。∞

不思議で穏かな空間_c0142471_18505897.jpg


お寺の静寂な空間に身を置くと

言葉で理解していたつもりのことが体感として

こころに刻まれます。

ここは不思議で穏かな空間です。

不思議で穏かな空間_c0142471_1852430.jpg

# by mugenz123 | 2010-11-18 18:57 | 瞑想