田舎で暮らすクリエイティブ生活


by mugenz123
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賢い人とのお付き合い

昨日、とても愚かな人と出会って仏陀の愚かな人について
吉祥経から抜粋しました。
世の中のほとんどの人は良いところもあれば悪いところもあります。完璧な人間はなかなかいません。
愚かな人と付き合わないようにしていたら付き合える人がいなくなるかもしれませんね。
愚かな部分が少なく賢い部分の多い人を捜してお付き合いするのが
妥当な事だと考えます。
相手の愚かさは慈悲の心で許すのも必要でしょう。


仏陀が説いた賢者とはどのような人なのか。
吉祥経より抜粋しましたのが下記です。


2.賢者と付き合う

香料の布で包むと、かぐわしい香りが自然と立ち上ってくるように、賢者と付き合うと賢者の知恵と善良の薫陶を受けることができる。

賢者とは
賢者はいつも心が純粋で、清く静かで明るいので、正しい考えと価値観を持ち、その智恵によって生活を送っています。

善悪の分別が分かる人
正誤の分別が分かる人
功罪の分別が分かる人

賢者であれば誰でもいいです。例えば、文字が読めない人や農民や高い教育を受けた人や私たちの親戚などです。しかし、誰でもいいと言ってもその人の心が純粋で、清く静かで、明るく生活をする中で、知恵の火をともし、いわゆる「良い人」こそ、賢者と言えます
普通の人は、賢者が教育を受けて学位を得た人だと思っていますが、実はこれはただ世俗的な賢者であり本当の賢者ではありません。なぜなら大学を修了しても悪い行いをし、牢獄に入るかもしれないからです。しかし、本当の賢者は悪い考えが無く、悪い行いをせずに、よい心にも基づいて善行を行い、自らを牢獄や地獄から遠ざけます。

「賢者は大学修了証明書を持つ人ではなく、戒律、瞑想、知恵が豊富な人です」。

賢者の特徴
賢者の心は、純粋で、正しい考えを持ち、知恵、すなわち道理によって生活を送り、次の3つの特徴を持っています。
(1)常に考えを持っている
例えば、布施を考え、怒らず、恨まず、正しい考えを持っています。善行と悪行、両親からの深い恩恵を知っています。
(2)常に良いことをいうこと。
例えば、本当のことを言い、仲を良くさせる話や利益のある言葉を使い、これらは慈悲心から発し、話すべき時を見て話すことができます。
(3)常によい行いをすること
例えば、慈悲心を持ち、正しい仕事をし、常に布施を行い、戒律を守り、瞑想をしています。

賢者の資格
(1)助けてくれた人に対し常に恩返しの心を持っていること
(2)自分をいろいろな悪に染めないこと
(3)他人をいろいろな悪に染めないこと
(4)社会に貢献すること

賢者の特性を観察する方法
賢者はいつも以下をことを行っています。
(1)賢者は正しい道に導いてくれる
例えば、タバコやお酒、ギャンブルや麻薬をやめさせ、寝る前にお経を唱えたり、戒律を守ったり、一生懸命に学習したり、正しい職業を持ったりするように他人を導きます。
(2)賢者はやるべき重要なことをする
自分のことはできる限り早く片付け、その仕事をほったらかしません。
(3)賢者はよい行いだけをする
例えば、回りくどい言い方をせず、率直に話し、法話が好きで、悪口は嫌いで自分と他人のために貢献します。
(4)賢者は善意で注意されても怒らない
自ら模範となり、頑固やおごることはなく、利益を第一に考えます。自分に注意してくれた人を宝のありかを教えてくれる人のように思い、その人の年齢、地位、立場にかかわらず、その注意に従って自分を改善します。自分が誤解され中傷されても、怒らないで我慢します。
(5)賢者は規則を守ります
集団の規則を厳しく守ります。規則が集団を進歩させ、秩序を保ち、道理に合うものだと分かっているからです。そのため、混乱や汚れや雑然とした状態を嫌がるのです。

賢者と付き合う方法
(1)賢者とひんぱんにやり取りをする。
(2)賢者に対して真心で遠慮深い態度をとる。
(3)賢者の勧めることに耳を傾ける(説法を聞く)
(4)その説法を記憶にとどめる。
(5)記憶した内容を頭の中で繰り返しよく考える。
(6)よく考えたその教えに従って行動をする。


賢者の種類
賢者は2種類あります。
(1)外の賢者 
良い行いをし、品格を保つ行動をし、智恵によって生活を送っている一般の人々です。
(2)内の賢者 
良い考え、良い言葉、良い行いをしている自分たちです。内の賢者と付き合う方法というのは、自分を純粋にし、良い考えを心にとどめるために身を修め、自分と他人の心を向上させる言葉を使えるようになること。布施、戒律、瞑想など自分と他人のための良い行いをすることです。

賢者と付き合う果報
1.心を透き通らせ、賢者に従い、良い行いをすることができるようになる。
2.知恵が増え、穏やかで道理の分かる人になる。
3.正しい考えを持つようになる。
4. 悪い行いによる苦痛や煩悩にとらわれなくなる。
5.広く他者からの賞賛を受ける。
6.幸せですべての障害、罪悪、災いから逃れることができる。
7.豊かな人生を獲得し、事業も順当になる。
8.死後、天国に行けまる。
9.容易に悟りを開き、入滅できる。
などです。

正常な人と悪い人が一緒になると、永遠に苦痛と煩悩の間に置かれることになる。なぜなら悪い人と一緒になることは、朝夕、敵と一緒にいるのと同じだから。賢者と一緒にいると幸福に満ち、親しい人といるようなもの。君子は知恵があり、博学で、真面目で勤勉、戒律を守り、徳があり人品も高い、煩悩から遠ざかった賢者と付き合うべきだ。



順序が逆になってしまいましたが
この吉祥経は、現在タイ国タンマガーイ人寺院住職補佐で、長く日本別院総住職を勤めたルァンピー・ターナヴット師著作となります。
ターナ師は、タイ国チュラロンコーン大学医学部出身の医師で東京大学インド哲学博士でもあり、仏教経典、現代科学の双方に非常に精通した方です。

ターナブット・ビック博 士 論 文
東京大学大学院人文社会系研究科
インド哲学仏教学研究室
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/intetsu/index.html

博 士 論 文(課程博士)
2003年度 初期仏教における聖典成立と修行体系 ターナブット・ビック
インド哲学仏教学研究
1996年12月
ニカーヤにおける八聖道と三学系統の修行道
1998年3月
ニカーヤにおける修行道の相互関係――四念処と七覚支および八聖道との比較研究――
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by mugenz123 | 2012-02-18 00:56